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歯周病と骨粗鬆症の関係

歯周病を予防するには、プラーク(歯垢)と咬合力のコントロールが大切ですが、骨粗鬆症を予防することも歯周病の予防に繋がります。

 

骨粗鬆症は、女性の閉経後に起こることが多いのですが、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が少なくなると全身の骨がもろくなり、もちろん歯を支えている歯槽骨ももろくなってしまいます( ;∀;)

 

そこで、今回は〝骨粗鬆症〟の予防についてお話しますね♪(^_^)

 

まずは、
①カルシウムを十分に摂取すること

 

成人の必要量は一日600mgと言われていますが、多くの日本人が不足しています。
カルシウムは吸収率が低い栄養素なので、意識して多めに摂らないと、どうしても不足してしまいます。
下図はカルシウムが豊富で吸収率が高いものです。

 

 

骨粗鬆症の初期の段階であれば、食事療法で骨量を増やすことができます。カルシウムの吸収率を考慮し治療のためには、一日1000~1500mgを目標に摂りましょう。

 

②運動をすること

 

骨に負荷がかかるほど骨を強くしますが、激しい運動を続けていくのはとても大変です。
1日30分のウォーキングでも継続していけば効果が期待できます。それでも大変という方は、近くの目的地であれば徒歩で移動したり、エスカレーターではなく階段を使ったり、日常生活に組み入れていけばそれほど苦なく続けやすくオススメです!

 

③ビタミンDをしっかり摂ること

 

ビタミンDはカルシウムを吸収するために大切な栄養素です。
食事だけでなく、日光浴をすることで皮膚からも作ることができます。
ですから、外でできる運動は骨粗鬆症の予防として良い選択肢ですね!

 

骨粗鬆症は女性の病気というイメージがありますが、今では4分の1が男性です。
アルコール依存症やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの病気や、ステロイド薬、抗痙攣薬など服用薬が原因です。
男性も油断せず普段から予防を意識しておきたいですね!(^。^)