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【歯を失うと認知症リスクが約2倍に!?】

「最近、物忘れが増えたかも?」と感じることはありませんか?💦

実は、脳の健康を守る鍵は、脳トレやサプリメント以上に、私たちの〝口の中〟に隠されています。

近年の医学・歯学の研究により『歯の健康と認知症には驚くほど深い関係』があることがわかってきました!

今回は、厚生労働省や大学の研究データをもとに、今日から始められる『脳を老けさせない食事のコツ』も解説していきます😊

1️⃣ 〝歯の数〟が脳の若さを左右する(厚生労働省・JAGES調査)

日本で行われた大規模な疫学調査(日本老年学的評価研究:JAGES)では、65歳以上の高齢者約4,500人を対象とした4年間の追跡調査により、衝撃的な結果が報告されています。

● リスクは1.9倍: 歯がほとんどなく入れ歯も使っていない人は、20本以上歯がある人に比べて、認知症の発症リスクが1.9倍に高まります。

● 入れ歯の重要性: 注目すべきは『歯が少なくても〝適切な入れ歯〟で噛み合わせを回復している人は、認知症のリスクを低く抑えられている』という点です。

つまり、物理的に『噛む刺激』を脳に送り続けることが、脳の衰えを防ぐ防波堤になります!

2️⃣〝噛む〟ことは『脳のジョギング』

なぜ噛むことが脳にいいのでしょうか? それは、咀嚼(そしゃく)という動作がダイレクトに脳を刺激するからです!

● 脳の血流の増加: MRIなどを用いた研究(東北大学等)により、噛む動作によって記憶を司る「海馬」や、思考を司る「前頭前野」の血流が活性化することが証明されています。

● 神経細胞の活性化: 歯の根元にある「歯根膜(しこんまく)」は、噛む衝撃をキャッチして脳へ伝えるセンサーの役割を果たしています。この刺激が、脳神経のネットワークを維持するスイッチになっているのです。

3️⃣ 今日から実践!脳を活性化させる〝食の新習慣〟

エビデンスに基づき、私たちが今日から意識すべきは〝食事でしっかり噛むこと〟です!噛める歯があっても噛んで使わなければ意味がなくなってしまいます💦

① 「柔らかいもの」ばかりを選ばない

現代の食事は、調理技術の向上により柔らかく食べやすいものが増えています。しかし、柔らかいものばかり食べていると、脳への刺激はどんどん減ってしまいます。

⭐️対策⭐️ 食卓に「根菜類(ごぼう、にんじん)」「ナッツ類」「きのこ類」など、意識的に噛む回数が増える食材を一品プラスしましょう。

② 「噛み応え」のある調理の工夫

同じ食材でも、切り方一つで脳への刺激は変わります。

⭐️工夫⭐️ 野菜を少し大きめに切る、加熱時間を短くして歯ごたえを残すなど、自然と噛む回数が増える工夫を取り入れてみてください。

③ 「ひとくち30回」噛む

「しっかり噛んで食べる」ことは、消化を助けるだけでなく、脳への血流量を最大化させます。ひとくち入れるごとに30回噛み、素材の味を楽しみながら噛む習慣を付けましょう。

4️⃣ 歯周病は「脳の炎症」を引き起こす?(九州大学等の研究)

2020年、九州大学などの研究グループにより、アルツハイマー型認知症患者の脳内から歯周病菌(P.g.菌)の毒素が発見されました。

歯周病によってお口の中で起きた炎症物質が、血液を介して脳に流れ込み、認知症の原因物質「アミロイドβ」を蓄積させることが解明されつつあります。

〝しっかり噛める歯〟を維持するためには、その土台となる歯周組織の健康、つまり『歯周病の予防』が不可欠なのです!

 

✨美味しいものを「しっかり噛んで」味わう✨

その何気ない毎日の習慣で、10年後、20年後の健康状態が変わってくるはずです!

現在、歯がなくて噛めない方は早めに歯科医院で治療をしてもらい、歯があって噛める方もその歯を維持できるよう、定期検診やメンテナンスを受けることをお勧めします😊

【参考文献】

 

●厚生労働省 e-ヘルスネット「認知症の予防とお口の健康」

●日本老年学的評価研究(JAGES)

●九州大学プレスリリース「歯周病菌が全身に及ぼす影響とアルツハイマー病との関連」 

康生歯科医院