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【歯周病菌の正体と、そのヤバすぎる生態…】

皆さん、テレビCMや歯科医院などで「歯周病菌が〜」なんて話をよく聞きませんか?

なんとなく「バイ菌なんだな」というのは分かっていても、実際それがどんな姿で、どんな悪さをしているのかまで知っている方は少ないはず…

実は、歯周病菌ってお口の中をボロボロにするだけでなく、全身を駆け巡るかなりの「暴君」なんです。今日は、そんな彼らの正体を暴いていこうと思います!👿

1️⃣ 歯周病菌って、一体どんな細菌?(種類と形)

お口の中には数百種類の細菌がいますが、歯周病を引き起こすのはその中のほんの一部。特に「レッドコンプレックス」と呼ばれる〝超極悪な3人組〟が有名です!

① ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g.菌)

歯周病菌のリーダー格です。形は〝桿菌(かんきん)〟といって、短い棒のような形をしています。

この細菌の厄介なところは、血液に含まれる鉄分が大好物なこと。歯ぐきから血が出ると、それをエサにしてどんどん増殖します。まさに吸血鬼…!

② トレポネーマ・デンティコーラ(T.d.菌)

形は、らせん状です。ドリルやネジのような形をしていて、その形を活かして歯ぐきの奥深くへグイグイ潜り込んでいきます。

③ タネレラ・フォーサイシア(T.f.菌)

こちらも桿菌で、棒のような形をしています。単独ではおとなしいふりをしていても、他の菌と協力して一気に牙を剥く、ずる賢いタイプです。

2️⃣ 彼らはどんな「悪さ」をするの?

「歯を溶かすんでしょ?」と思われがちですが、実はちょっと違います。

■ 歯を支える「骨」を溶かす

歯周病菌は、直接歯を食べるわけではありません。彼らが出す「毒素」に対して、私たちの体が「これ以上菌が来ないように、逃げなきゃ!」と反応します。その結果、歯を支えている骨(歯槽骨)を自分から溶かして、菌から遠ざかろうとしてしまうんです。これが進行すると、歯がグラグラになって抜けてしまいます。

■ バリアを突破して「全身」へ

歯周病菌は、歯ぐきの血管から血液に乗り込みます。

• 心臓: 血管を詰まらせる原因に(心筋梗塞など)

• 脳: 認知症(アルツハイマー型)との関連も指摘されています

• 肺: 誤嚥性肺炎の原因に

• 子宮: 早産や低体重児出産のリスクを高める

「ただのお口の病気」じゃ済まないのが、この菌たちの本当に怖いところなんです。

3️⃣ 彼らの弱点は?どうやって防ぐ?

ここまで聞くと絶望的な気分になるかもしれませんが、大丈夫!彼らにも弱点はあります。

① 酸素が嫌い!

多くの歯周病菌は「嫌気性菌(けんきせいきん)」といって、酸素が大嫌い。だから、歯と歯ぐきの間の深い溝(歯周ポケット)に隠れようとします。

日頃の歯磨きやフロスで、ポケットの中に空気を送り込むようなイメージでケアするのが効果的です。

② 「お家(プラーク)」を壊されるのが嫌い!

菌たちは「バイオフィルム」という、バリアのようなネバネバした膜を張って自分たちを守っています。これはうがい薬だけでは壊せません。

〝物理的なお掃除(ブラッシング)〟で、そのお家を壊してあげることが一番のダメージになります。

③ 定期的なプロの掃除に勝てない!

自分では届かない歯ぐきの奥深くに潜り込んだ菌は、私たち歯科衛生士の出番!

専用の器具で徹底的に除菌されると、菌の勢力図は一気に弱まります。

まとめの一言【敵を知れば、歯は守れる!】

歯周病菌は、一度住み着くと完全にゼロにするのは難しい強敵です。

でも、私たちが毎日正しく歯を磨き、定期的にメインテナンスに通えば、彼らをおとなしくさせておくことは十分に可能です。

「最近、歯ぐきがムズムズするかも?」「血が出るな」と思ったら、それは菌たちが暴れ始めているサイン。手遅れになる前に、ぜひ私たちにご相談してくださいね!

あなたの歯(と全身の健康)を守るために、一緒に戦いましょう!☺️

康生歯科医院