【子供の口臭】

時々「子供の口臭が気になる」と保護者から相談を受けることがあります。

口臭は歯周病に罹っている大人のイメージがありますが、小学生などの子供でも発生することがあります(´・_・`)

その原因としては、
①口腔が乾燥している
②歯が綺麗に磨けていない
③虫歯を放置している
④風邪を引いている
ことが主なものです。

まず①は、子供の口臭の特に大きな原因です。
〝口呼吸〟は口腔内の細菌が増えるだけでなく、歯並びの乱れにも繋がります。
そして、歯並びが悪くなると歯磨きしにくく、より口臭のリスクが高くなってしまいます。

アレルギー性鼻炎や喘息、副鼻腔炎など鼻や喉の疾患が原因で口呼吸になっている場合もありますので、疑いがあれば耳鼻咽喉科を受診してみてください(^_^)

そして②は、プラークという歯の表面に付いているベタベタした汚れは〝細菌の塊〟で臭いニオイを出します。
保護者の方は、子供になるべく時間を掛けて磨くように習慣付けすることと、子供だけでは綺麗に磨けないようであれば、仕上げ磨きをすることを試してみてください(^-^)

③は、虫歯が進行してくると歯の中から腐敗したような臭いがしてきます。早めに治療をしましょう(^。^)

④は、免疫力が低下していると、口腔内の細菌が増えやすく、細菌の活動が活発になります。まず水分をしっかり取り安静にして、体調回復に努めてください(^_-)

そして、「子供の口臭が気になる」時に1番大切なことは〝子供に過度なプレッシャーを与えないこと〟です！
保護者が神経質になり過ぎることで、将来、子供が『口臭恐怖症』になってしまうこともあるからです(*^_^*)

口臭が続くようでしたら一度、歯科医院の受診をお勧めします(o^^o)