2022/11/25
最近『歯と歯ぐきの境目に隙間ができている』と感じている方はいらっしゃいますか(・・?)
原因が虫歯ということも考えられますが、虫歯ではないとしたら……
〝楔状(くさびじょう)欠損〟です!
楔状欠損とは、歯ぎしりや食いしばりなどの強い力がかかると、1番力が大きくかかる歯ぐきの境目がこじれて、その周囲のエナメル質が剥がれてしまい、写真のように楔状の段差ができてしまうのですΣ(゚д゚lll)
すると、エナメル質の中にある組織の象牙質が剥き出しになり、冷たい物や熱い物がしみたり、歯ブラシが当たると痛みが出るということに繋がってしまうのです( ;∀;)
もちろん、そこがくぼみになっているため、汚れが溜まりやすく、虫歯のリスクも上がってしまいます(>_<)
これ以上、楔状欠損が深くなるのを防ぐには、就寝時にマウスピースを使って、歯ぎしりや食いしばりから歯を守ってあげると良いです。
歯ぎしり自体は、人間がストレスを解消するために大切なことなので、マウスピースを使うと歯に負担をかけずに、気持ち良く歯ぎしりができるようになりますよ(^。^)
私が定期検診でお口の中を診させていただいていると、結構多くの方が楔状欠損ができているので、是非ご自身の歯の状態も観察してみてくださいね(p_-)