2022/06/10
6月3日の後藤厚生労働大臣の記者会見で、経済財政運営の指針「骨太の方針」に『国民皆歯科健診』を明記する見通しになったことが発表されました。
『国民皆歯科健診』とは、文字通り、全国民に歯科健診を毎年義務付けるということで、これを令和7年頃の導入に向けて計画しているようです。
私はこのニュースを見て、その時やっていた事を放り出し、テレビに釘付けになりました!∑(゜Д゜)ww
今まで歯科はどうしても後回しにされがちで、痛みが出てから来院されることが多く、虫歯や歯周病で歯を失う患者さんをたくさん見てきたので、政府が呼びかけだけではなく、政策をしようという動きにとても嬉しくなりました╰(*´︶`*)╯
日本人の歯周病罹患率は成人の約80%と言われており、歯周病は全身疾患と関連があることが科学的根拠として発表されています。
※日本臨床歯周病学会HP参照
歯周病を予防することで、糖尿病や脳血管疾患、心疾患ほか、認知症のリスクも下げることができます。
政府としては、病気の予防を充実させることで、医療費を削減したいという思いもあるみたいですね!
そのことも日本にとっては大切なことですよね!(^-^)
実際、具体的なことは、まだこれから決めていかなければならないようですが、この政策がきっかけで国民の口腔疾患の予防意識が高くなり、みんなが健康に過ごせることを期待しています♪
そして、私は定期的な健診やクリーニングが特別なものではなくて、日本の習慣になるといいなと思っていますo(^-^)o
これからも歯科衛生士として健康のお手伝いをさせていただきますので、お任せいただければと思います*\(^o^)/*