2022/03/25
「歯ブラシの硬さは何を使ったら良いですか?」
これも私が患者様からよく受ける質問の一つです(・・?)
歯ブラシには硬さの種類があることをご存知ですよね。
大まかに分けて、『かため』『ふつう』『やわらかめ』です。
私は『ふつう』をオススメしています。
と言うよりは、『ふつう』の硬さで磨けるような歯ぐきを維持しましょう!ということです(^。^)
歯ブラシの毛は単純に、
かたければ汚れがよく落ちるし、やわらかければ落ちにくい。
でもかたいと歯ぐきを傷つけやすい_φ(・_・
歯周病で腫れた、炎症の強い歯ぐきは磨いた時に痛みが出やすいので、そんな時は『やわらかめ』の歯ブラシで優しく時間をかけて丁寧に磨き、腫れの原因である汚れ(プラーク)を取る必要があります。
毎日の歯磨きと歯科医院での歯周病治療で、プラークや歯石を取り除いていくと、歯ぐきが健康な状態へと引き締まり、歯磨きをしても痛みがなくなります。
そうなれば、『やわらかめ』の歯ブラシではプラークを落とすのに効率が悪いですので、『ふつう』のかたさに変更すると、歯磨き時間の短縮になりますヽ(^o^)
あとは好みもあると思います。
私は、『かため』はオススメしませんが、それを使いたいのであれば、
とにかく優しく磨くこと、
歯磨き粉を付けすぎないこと、
これが大切だと思います。
『かたい』歯ブラシで歯磨き粉を毛の部分にたっぷり付けてゴシゴシ磨いてしまうと、歯が磨耗してしまいます。゜(゜´Д`゜)゜。
『やわらかめ』の歯ブラシを使いたい方は、『ふつう』のかたさの2倍、時間をかけて磨きましょう!
特に甘い物が好きでよく食べる方や、口の中が乾燥しやすい方は、プラークがベタベタしていて落ちにくくなっていますからね(*^_^*)
と言うことで、バランスが取れているのが『ふつう』かなと思います。
同じ『ふつう』であっても毛の形状(極細毛なのか)やメーカーによって硬さは違いますので、いろいろ試してみて自分のお気に入りの歯ブラシを見つけられると良いですね(^_−)−☆