2022/02/09
「歯を強くするためにカルシウムをたくさん摂ったほうが良いですか」と質問を受けることがあります。
結論、「12歳〜15歳くらいで永久歯が生えたら、それ以降どれだけカルシウムを摂っても歯を強くすることはできません。」
しかし、歯が歯ぐきの中でつくられている12歳頃までの時期に、カルシウムを摂ることは丈夫な歯をつくるために大切なことです!
子どもに対して、まず母親ができることは、妊娠中から〝バランスの良い栄養〟を摂取することです(◠‿◠ )
カルシウムも大切ですが、下記のように他の栄養素も歯がつくられる上で大切なのです。
●歯の基礎をつくる→タンパク質
(卵、豆腐、牛肉、アジ)
●歯の石灰化を助ける→カルシウム
(乳製品、大豆製品、魚)
リン
(米、牛肉、豚肉、卵)
●歯のエナメル質をつくる→ビタミンA
(豚肉、レバー、ほうれん草、にんじん)
●歯の象牙質をつくる→ビタミンC
(さつまいも、みかん、ほうれん草)
●カルシウムの代謝・吸収を助ける→ビタミンD
(卵、牛乳、バター)
●歯の基礎をつくる→タンパク質
(卵、豆腐、牛肉、アジ)
●歯の石灰化を助ける→カルシウム
(乳製品、大豆製品、魚)
リン
(米、牛肉、豚肉、卵)
●歯のエナメル質をつくる→ビタミンA
(豚肉、レバー、ほうれん草、にんじん)
●歯の象牙質をつくる→ビタミンC
(さつまいも、みかん、ほうれん草)
●カルシウムの代謝・吸収を助ける→ビタミンD
(卵、牛乳、バター)
カルシウムが必要だからといって、それだけを摂取していても意味がなく、それを吸収するにはビタミンDが必要ですし、タンパク質を吸収するにはビタミンCも必要です。
ですから、バランス良く栄養を摂ることが、丈夫な歯をつくるために必須なのです(^。^)
歯は、妊娠7週目から形成し始めます。
(妊娠したことが分かり、少しするともう歯胚と呼ばれる歯のもとができ始めます。)
この頃から意識して栄養を摂れると良いですね!(^_−)−☆
そして、歯が生えてくる幼児期には、今まで通り栄養バランスを考えつつ、噛む力を付けるために、ある程度硬い野菜スティックや、りんごなど食物繊維の多い果物も積極的に食べさせるようにすると良いですよo(^o^)o