2021/11/29
歯周病とは、
細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
つまり、歯周病の原因は〝細菌〟なのです。
産まれたての赤ちゃんの口腔には細菌がいません。なのに、いつからかそれが口腔に入ってきて住み着くのですΣ(゜д゜lll)
歯周病菌は700種類以上いるとされ、小学生から始まり20歳くらいまでに細菌叢が決まり、歯周病のリスクが変わってくるのです!
小学生の頃は病原性が低い歯周病菌が存在しています。
中学生になるとそれより強いオレンジ色の歯周病菌が支配するようになります。
そして、20歳頃には赤色の、ピラミッド頂点になるとても強い病原性を持った歯周病菌が決まります。
なぜ20歳頃なのかというと、
顎の成長がある時期は、歯周病菌にとって環境が決まらず住み付けないのです。
余談ですが、腸内細菌は3歳で完成します(^o^)
幼児のうちから発酵食品を摂るようにすると、大人になってからも健康に過ごしやすくなりそうですね!
本題に戻って、
ですから、高校生から20歳くらいにかけて、強い歯周病菌との接触がなければ、それ以降はあまり細菌叢が変わらず、歯周病のリスクを抑えることができますよ(o^^o)