2021/11/18
歯の種類によって喪失しやすさが違うことをご存知ですか?
喪失しやすい歯種は、
第1位 上顎第2大臼歯
第2位 上顎第1大臼歯
第3位 下顎第2大臼歯
第4位 下顎第1大臼歯
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第12位 下顎第2小臼歯
第13位 下顎第1小臼歯
最下位 下顎犬歯
*歯も腕や脚のように、正中(身体の左右の真ん中のライン)に沿って左右の同じような形をしていて、上下では異なる形をしています。
ですから、左右の区別はない順位になります。
大臼歯は根っこが2、3本に分かれていることが多く形態が複雑なためケアしにくいこと、そして、歯ぎしりの力がかかりやすく外傷を起こしやすいことが原因で喪失上位になっています。
最下位はなんと、下顎の犬歯です!o(^▽^)o
犬歯は他の歯に比べて歯の根っこが長く、歯ぐきの中の骨に埋まっている部分が多いため、そのぶん歯周病のリスクが低く、
そして、下顎の前歯は舌の下から唾液が出てくるため、虫歯のリスクも低いからです。
さらに、上顎は下顎に比べて骨質が柔らかく、歯周病が進行しやすいことも、喪失順位の結果として出ています。
ですから、喪失しやすい上顎の大臼歯はいつも気にして歯磨きをして清潔に保ち、長持ちさせたいですね!!
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