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【インプラントにナイトガードが必要な理由】

無事にインプラント治療が終わり、しっかり噛める喜びを実感されている方も多いのではないでしょうか?

大変な治療を乗り越えて手に入れた新しい歯ですから「できるだけ長く、一生大切に使いたい!」と思いますよね!

実は、インプラントを長持ちさせるため、そして残っているご自身の歯を守るために、治療後、絶対に使っていただきたい物があります。

それが〝ナイトガード〟というマウスピースです!!

康生歯科医院ではインプラント治療が終わった患者さまには必ず、必要性を説明し作成しています。

今回は、そのナイトガードがなぜ必要なのか、その重要性や驚くべき効果についてわかりやすくお話しますね😊

これからインプラント治療をしようか考えている患者さまにも読んでいただきたい内容です。

【〝ナイトガード〟はどんなもの?】

ナイトガードとは、寝ている間に装着するオーダーメイドのマウスピースのことです。

●使用するタイミング: 毎日の就寝時

●素材の特徴: 硬質のプラスチック

※市販の柔らかいマウスピースとは違い、歯科医院で歯の型を取って精密に作成します

【なぜ〝硬質〟でなければいけないの?】

実は、人間にとって歯ぎしりや食いしばりは、ストレスを発散するための大切な生体反応だといわれています!

もし柔らかいマウスピースだと、無意識にグニグニと噛み込んでしまい、顎の関節や筋肉に余計な負担が掛かってしまいます💦

しっかりと噛み合って、スムーズに歯を滑らせてストレスを発散できるようにするために、表面がツルツルした硬質の素材で作る必要があるのです!

【インプラントを入れた方はナイトガードが絶対必要である理由】

✨インプラントの被せ物の破損やインプラント周囲炎を防ぐため✨

インプラントは人工歯根なので虫歯にはなりませんが〝過剰な力〟にはとても弱いという特徴があります。

天然の歯には根っこの周りに歯根膜というクッションがあり、噛む力を感知して加減してくれます。

しかし、インプラントにはこのクッションがありません。そのため、就寝中、無意識の間に過剰な力がダイレクトに骨やインプラントに掛かってしまいます💦

《力のかかり方の比較》

●食事のとき: 約10〜20kg(噛む力の加減が無意識に働く)

●起きているときに全力で噛んだとき: 自分の体重程度(約50〜70kg)

●睡眠中の歯ぎしり・食いしばり:
約100〜250kg以上(脳のリミッターが外れ、全力以上の力がダイレクトにかかる)

ナイトガードを使わないと、以下のようなリスクが高まります。

✅被せ物(上部構造)の破折

✅ネジの緩み・破損

✅骨への過度な負担による〝インプラント周囲炎〟の進行

これだけ大きな力が掛かれば、インプラントも欠けたり割れたりすることがあると想像できますよね😰

【まだまだある!ナイトガードがもたらす嬉しいメリット】

ナイトガードの役割は、インプラントの保護にとどまりません。口腔と顎のトラブルを全方位から防いでくれます。

●歯周病の予防:

歯周病は細菌による感染症ですが〝過度な力〟が加わることで骨の破壊スピードが一気に加速します💦

ナイトガードで歯ぎしりの力を分散させることは、インプラントだけでなく、周りの大切なご自身の歯を歯周病から守ることにも直結します。

●知覚過敏の予防:

過剰な力で歯の根元のエナメル質が削れたりヒビが入ったりするのを防ぎ、冷たいものがしみるのを抑えます。

●歯肉退縮の防止:

歯に過度な〝しなり〟が加わり歯ぐきが下がって、歯の根っこが露出してしまうことを防ぎます。

●顎関節症の予防・緩和:

顎の関節や筋肉にかかる異常な負担を軽減し「朝起きると顎がだるい」「口が開きにくい」といった症状を防ぎます。

せっかく時間と費用をかけて手に入れたインプラント。そして、これまで大切に残してきたご自身の天然歯。

それらを夜間の無意識な歯ぎしり食いしばりの力から守り、10年後・20年後も美味しく食事を楽しむためには、毎晩ナイトガードの装着が欠かせません。

最初は「寝るときに違和感があるかも…」と不安に思われるかもしれませんが、必要な物であると思えば、だんだん慣れて使えるようになっていきます😊

もしなかなか慣れないようであれば、小さくしたり薄くしたり調整できますので教えてください。

良い事ばかりのナイトガード、大切な口腔の健康を守る〝お守り〟として毎日の習慣にしていきましょう!😉

康生歯科医院