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【妊娠中の歯科治療で気を付ける事とは?】

妊娠中は、お腹の赤ちゃんの成長とともに、お母さんの体にもさまざまな変化が起こります。

「歯が痛いけれど、麻酔やレントゲンはお腹の赤ちゃんに影響しないかな?」と不安に思う妊婦さんも多いのではないでしょうか?

今回は、妊婦さんが安心して歯科治療を受けるために知っておきたいポイントや、治療に適したタイミングについて詳しく解説します😊

【妊娠中は虫歯や歯周病のリスクが高まる?】

実は、妊娠中は普段よりもお口のトラブルが起きやすい時期です。その理由は主に3つあります。

 《女性ホルモンの変化》 妊娠中は女性ホルモンが急増します。一部の歯周病菌はこの女性ホルモンを好むため増殖しやすくなり、「妊娠性歯肉炎」を引き起こすリスクが高まります。

 《つわりによるケア不足》つわりの時期は、歯ブラシを口に入れるだけで吐き気がしてしまうことがあり、十分な歯磨きが難しくなります。

 《食生活の変化》 つわりで一度に十分な食事をとれず、「ちょこちょこ食べ」を繰り返すことで、お口の中が酸性になる時間が長くなり、虫歯ができやすくなります。

【歯科治療に最適なタイミングは〝安定期〟】

妊娠中の歯科治療は、お母さんと赤ちゃんの体調を第一に考え、妊娠週数に合わせて対応を変えていきます。

●妊娠初期(1〜4ヶ月/15週まで)

つわりが重く、デリケートな時期です。この時期の治療は、痛みを抑えるなどの応急処置にとどめるのが基本です。

●妊娠中期(安定期:5〜8ヶ月/16〜27週)

歯科治療に最も適した時期です。体調も安定してくるため、虫歯治療や歯石の除去など、必要な治療はこの期間に済ませておくことをおすすめします。

●妊娠後期(9ヶ月〜臨月/28週以降)

お腹が大きくなり、診療チェアで仰向けの姿勢をとるのが苦しくなってきます。長時間の治療は母体への負担が大きいため、産後に回せるものは延期し、応急処置を中心に進めます。

【ここが気になる!麻酔・レントゲン・お薬について】

妊婦さんが一番不安に感じるのが、治療に伴う赤ちゃんへの影響ですよね。歯科医院での治療は、基本的に赤ちゃんへの影響が極めて少ないものを使用しています!

 《歯科用レントゲン》

歯科のレントゲンはお口の周辺のみに限定して撮影するため、被ばく量はごく微量です。防護エプロンも着用するため赤ちゃんへの影響は心配ありませんが

『当院では妊婦さんのご不安に配慮し、なるべくレントゲン撮影を避けて治療を進める方針をとっております。』

どうしても必要な場合のみ、ご納得いただいた上で最小限の撮影を行います。

 《局所麻酔》

歯科で使用するのは、患部だけに効かせる局所麻酔です。使用量もわずかで、胎盤を通って赤ちゃんに届くことはほとんどありません。痛みを我慢して強いストレスを感じるよりも、適切に麻酔を使用してリラックスして治療を受ける方が、母子ともに安全です。

 《お薬(痛み止め・抗生物質)》

妊娠中はお薬の服用に注意が必要です。自己判断で市販の鎮痛剤などを飲まず、必ず歯科医師にご相談ください。

当院では、妊婦さんでも服用できる、なるべく母体や赤ちゃんへの負担が少ないお薬を厳選し、必要最小限の期間・量で処方するよう心がけております。

【つわりが辛い時のセルフケア】

毎日のオーラルケアは大切ですが、つわりが辛い時は無理をしないことが一番です。以下の方法を取り入れてみてください。

●体調の良い時間帯を見つけて磨く

●お口の奥に入れやすい、ヘッドが小さめの歯ブラシを使う

●歯磨き粉の匂いや泡立ちが辛い時は、何もつけずに水だけで磨く

●どうしても磨けない時は、食後にこまめにうがいをしたり、低刺激の洗口液(ノンアルコール)を活用するのも良い

【おわりに】

妊娠中に歯の痛みやトラブルを我慢していると、そのストレスがお腹の赤ちゃんにも影響を与えかねません。また、生まれた赤ちゃんに虫歯菌をうつさない(母子感染を防ぐ)ためにも、出産前にお母さんのお口の中を清潔に整えておく〝マイナス1歳からの虫歯予防〟が非常に重要です✨

ご予約の際は、必ず〝妊娠中であること(現在の妊娠週数)〟をお伝えください。また、歯科健診をご希望の方は「母子健康手帳」を忘れずにお持ちください。

その他、少しでも気になることがあれば、何でもご質問くださいね😊

康生歯科医院